東北工業大学の八木山キャンパスです。
高橋咲良 アナウンサー
「今日は学食のカレーが100円で食べられるという事で、入り口付近から長い列が、カレーを提供する場所にできています」
こちらが、その100円カレー。ニンジンやタマネギ、豚肉が入っていて、いつもは350円で販売されています。学生側にとっては、とてもありがたいこの取り組み。始まった背景には新型コロナの影響がありました。
コロナ禍でアルバイトの収入が減り、経済的に支援が必要な学生の健康面をサポートするために、大学側が始めました。
学生
「100円は菓子を買うぐらいなのですごくお手頃」
「自炊すると両親がつくったものよりは栄養が偏ったりとか、一食抜いてしまったりするので、カレーはありがたい」
「バイトに入れている訳でないので、こういう取り組みはありがたい」
「もともと入ろうと思ってたバイトがコロナで無くなってしまって、別のバイトになって、そのせいで収入が下がっている。本当にありがたい」
東北工業大学 目黒裕二 教務学生課長
「コロナ後に大学独自の奨学金を始めたが、100人単位で申請がある。学生のアルバイトも全くなくなるというよりは回数が減ることで収入が減っている学生が多いのが現状だと思う」
「100円カレーDAY」は4月はあと4回行われ、来年1月まで続けられます。