本講座では、日本のさまざまな名画のタッチを筆ペンで再現するテクニックを習得し、イラストに仕上げる方法を学ぶ。日本の名画が描けるようになってしまうイラスト講座。なぞり描きで使える下絵(国芳の猫、鳥獣戯画、竹久夢二の美人画など)を、切り離せる付録として収載。登場する画家の作品も多数掲載、鑑賞するだけでも楽しい1冊。
※2021年2-3月のアンコール放送です。
#1 シンプルで素直な線〜国芳の猫〜
強弱のない均一な線で猫の輪郭を、墨色でブチを描く。なぞり描きで練習し、形を取る感覚がつかめたらフリーハンドで挑戦。最終的にははがきに自分なりの国芳の猫を描く
#2 躍動感のある線〜鳥獣戯画〜
#3 メリハリを表現する〜鳥獣戯画〜
大人気の鳥獣戯画。メインキャラクターのウサギ、カエル、サル、ネズミほか、草木や脇役たちを描く。単体をなぞり描きで練習してから、有名なシーンを描く。最終的にはミニ絵巻に。
#4 グレーが主役〜若冲・果蔬涅槃図
大根を釈迦に見立てたユニークな涅槃図のたくさんのモチーフの中から数点をピックアップ。生き生きとしたその姿を描く。グレーの筆ペンをメインに用い、墨色の筆ペンはアクセントに。
#5 色を使ってみる〜光琳・紅白梅図屛風〜
絵のモチーフとして人気のある梅。光琳の傑作からほんの一部を抜き出し、色筆ペンを用いて再現。
#6 ”ぼかし”と”にじみ”〜土牛・醍醐〜
筆ペンに水筆ペンをプラス。ぼかしのテクニックを学ぶ。光琳の梅に続き、日本人にとって特別なモチーフ、桜を描く。
#7 人物を描く〜夢二・黒船屋〜
誰でも一度は目にしたことのある夢二の美人画。なぞり描きからはじめれば、夢二も描ける!
#8 風景を描く〜大観・霊峰飛鶴〜
風景といえば富士山、富士山といえば大観。巨匠・大観の描いた富士に筆ペンに挑戦!