福島県内でも既に変化が…転換期を迎える新型コロナ対策  (2023年2月16日)

福島県内でも既に変化が…転換期を迎える新型コロナ対策  (2023年2月16日)
新型コロナの感染症法上の分類が5月に引き下げられることを受けて、各地で対策の緩和にむけた動きが進んでいます。最新の動きをまとめました。

3年あまり続いたコロナ禍の生活がいま、大きく変わろうとしています。

政府は、新型コロナの感染症法上の分類を5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げます。
これを受けて、社会を正常化する 動きが各地で見られています。

東京都は、2月15日新型コロナ対策の「転換」を発表。
「5類」への引き下げを受けて、新型コロナの無料検査や検査キットの配布を5月7日で終了するほか、患者の隔離を目的とした宿泊療養施設や「陽性者登録センター」の稼働も廃止すると発表しました。

「転換」の動きは私たちの身近なところでも。
郡山市のうすい百貨店では2月16日から、北海道の「おいしいもの」を集め物産展が始まりました。
■箕田記者リポート
「会場にはイスも用意されていて、休憩だけではなく、買ったものをその場で食べることができます。」

新型コロナの感染拡大以降は撤去されていた、いわゆるイートインスペースが用意されていました。
■イスでアイスを食べる親子
「やっぱり、こう子どもがいると、ちょっとこう横出て食べさせていただけるのは、子どもがとっても喜んでいるので、嬉しいです。」

さらに…
■試食している女性
店員「おいしい?」
女性「マジでおいしい。」

試食もできるようになりました。

■うすい百貨店 奥野響紀さん
「引き続き、コロナウィルスの予防はしっかりと行ったうえで、お客様皆さんにですね、ぜひお店の中で色んなものをご堪能していただけるように、こちらも提供していきたいと思っています。」

最後に最新の感染状況です。
2月15日は、福島県で新たに302人の感染が確認されました。
先週の同じ曜日より186人減り、30日連続で前の週の同じ曜日を下回っています。
療養していた男性2人の死亡も確認されています。

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